フィリピン
エリア情報

フィリピンではどこへ行く?
旅のデスティネーション

大小7109もの島々からなる群島国家、フィリピン。白砂のビーチが続くリゾートや近代的な大都市、神秘の秘境など、島によって景色も文化もガラリと異なります。そんな多彩な魅力に満ちたフィリピンについて、大きく7つのエリアに分けて紹介します。

1 マニラ/Manila

ルソン島に位置するフィリピンの首都で、正式名称は「メトロ・マニラ(マニラ首都圏)」。16世紀後半にスペインの植民地となってから、フィリピンの政治・経済の中枢を担ってきた国内最大の都市です。高層ビルが立ち並び、巨大ショッピングモールや高級ホテル、レストランに人々が集う街の景観は、近代都市そのもの。一方で、中心部にはスペイン植民地時代の面影を残す建造物が数多く残っており、フィリピンの新旧にふれることができます。

2 ルソン島北部/Northern Luzon

ルソン島の北部は、フィリピンで最も山深い地域です。標高1000~2000mの山々の斜面には見事な棚田が続いており、その圧倒的な光景は世界文化遺産に登録されています。中心となるエリアは、アメリカの占領時に避暑地として開拓された標高1500mの天空都市、バギオ。カラフルな家屋が並ぶ西洋風の町並みが印象的です。

3 セブ・マクタン島/Cebu Island・Mactan Island

大小さまざまな167の島々で形成されたビサヤ諸島。その中心となるセブ島とマクタン島はフィリピン随一の観光地として知られ、世界中から旅行者が訪れています。高級ホテルやゲストハウスが並ぶリゾートエリアは、マクタン島の東海岸一帯。そのマクタン島と橋で結ばれたセブ島にあるセブ・シティは、巨大ショッピングモールやレストランが集まる国内第2の都市として栄えており、庶民的な下町エリアでは地元の活気にふれられます。

また、周辺には世界有数のダイビングスポットが点在しており、アイランド・ホッピングなどマリンアクティビティも充実しています。

4 ボラカイ島/Boracay Island

セブ島から北西へ約380kmのところに位置するボラカイ島は、国内有数のリゾートアイランド。なかでも人気なのが、白砂のビーチが約4㎞にわたって続く西海岸エリアで、リゾートホテルやレストラン、バーなどが立ち並んでいます。また、島の北部には神秘的な洞窟やプカシェルビーチなどがあり、ネイチャー体験を存分に満喫できます。

5 ボホール島/Bohol Island

セブ島とミンダナオ島の間に位置し、セブ島からは高速船で2時間ほどでアクセスできます。広大な自然が広がるボホール島での観光のハイライトは、高さ30mほどの円錐形の丘が連なる不思議な景観、チョコレート・ヒルズ。また、体長10cmほどしかないキュートな世界最小の猿、ターシャも必見です。

6 パラワン諸島/Palawan Islands

フィリピンの南西部、全部で1700以上の島々からなるパラワン諸島。北部には“フィリピン最後の秘境”と呼ばれる手つかずの大自然が広がっており、なかでも黒大理石のダイナミックな断崖が切り立つエルニドの海岸風景は見事です。また、ひとつの島をまるごとリゾートエリアにした“1島1リゾート”スタイルのホテルも点在しており、贅沢な滞在が楽しめるリゾート地として近年注目を集めています。

7 ミンダナオ島/Mindanao Island

ルソン島に次いで、フィリピン第2の大きさを誇るミンダナオ島。今でも多くの少数民族が昔ながらの伝統を守りながら暮らしており、地元の人々の素朴な暮らしや独特の文化を肌で感じられます。また、東海岸にあるフィリピン第3の都市、ダバオには20世紀初頭に東南アジア最大であった日本人街がありました。現在でも多くの日系人が暮らしており、街を歩けばところどころに日本との縁の深さが垣間見られます。ビーチでリゾート気分を楽しむなら、ダバオからボートで15分ほどのサマール島などがおすすめ。

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