マレーシアの交通
交通情報
国内交通
<飛行機>
マレー半島部とボルネオ島に分かれ、リゾート島が点在するマレーシアでは飛行機移動が最も便利。国内の主要都市間では、複数の航空会社が多数の国内線フライトを運航しています。クアラルンプールの場合は、クアラルンプール国際空港のメインターミナルと格安航空会社が利用するターミナル、さらにスバン空港の3つがあるので注意しましょう。
<長距離バス>
西海岸側を中心にバス路線網が整備されており、本数も多く、またエアコン付きがほとんどで乗り心地も良いです。予約の必要はありません。クアラルンプール~マラッカで所要2~2時間30分です。
<鉄道>
マレー半島部ではタイ国境手前まで走る西ルートと内陸部を走る東ルートの2線、ボルネオ島では北ボルネオ鉄道が運行しています。列車は国際急行、急行、普通の3種類、座席は1~3等があります。
市内交通
<LRT/モノレール>
クアラルンプール市内にはLRTと呼ばれる高架鉄道が走っています。アンパン・ライン(スターLRT)やクラナ・ジャヤ・ライン(プトラLRT)などの路線があり、チケットは駅の券売機かカウンターで購入。さらに市内にはKLモノレールや、マレーシア国営鉄道のKTMコミューターも通っており、広い交通網を形成しています。
<タクシー>
クアラルンプールでは、流しのタクシーを比較的簡単に拾うことができます。ボルネオ島でもタクシーは走っていますが、ショッピングセンターやホテル前のタクシー乗り場で乗車するのが確実。メーター制ですが、実際には交渉制のケースもあるため、乗車前に確認しましょう。
<配車サービスアプリ>
マレーシアの都市部や観光地では、配車サービスのアプリ利用が広く普及しています。「グラブ(Grab)」が一般的で、事前にアプリのダウンロードと、オンライン決済にはクレジットカードの登録が必要です。
<バス>
クアラルンプールでは、路線バスが中心地から郊外まで広範囲を網羅しており、庶民の足として利用されています。ただし、路線は複雑で車内アナウンスもないため、旅行客が乗りこなすには慣れが必要。また、コタキナバル市内と近郊にはミニバス、中型バス、シティバスの3種が走っています。ミニバスと中型バスは運行スケジュールが決まっておらず、乗客がいっぱいになった時点で出発します。
<フェリー>
バターワース~ペナン島など、マレー半島の島しょ部や離島へは定期フェリーが運航されている場合もあります。