遺跡もグルメも買い物も!
シェムリアップのおすすめスポットTOP 8
アンコール遺跡観光の拠点として世界中の旅行者が集うシェムリアップは、グルメやショッピングの楽しみも多彩。遺跡の見学は涼しい朝夕にして、日中や夜は街を楽しむのがおすすめです。
アンコール遺跡
カンボジア旅行のハイライトといえるアンコール遺跡は、9~15世紀にこの地に栄えたアンコール王朝が建設した石造寺院を中心とする遺跡群。その数は大小合わせて700に及ぶといわれ、巨大寺院アンコール・ワットや大都城アンコール・トムを中心とした遺跡エリア全体が世界遺産として保護されています。
遺跡群は街の中心部から離れており、さらに広範囲に点在しているので、アクセスには車やトゥクトゥクをチャーターするのが一般的。街なかでバイクや自転車をレンタルして巡ることもできます。
遺跡群の見学には「アンコール・パス」と呼ばれる入場券が必要で、遺跡エリアの入口にあるチケットセンターで購入します。料金は使用期間で分かれており、購入時に撮影した顔写真が券面に入ります。
1日券US$37
3日券US$62
7日券US$72
*2022年末までチケットの有効期限が延長されています。(1日券→2日、3日→5日、7日→10日)
ほとんどの遺跡はこのパスで見学可能ですが、一部の郊外の遺跡は別途料金が必要な場所もあります。各遺跡の入口で係員がパスの確認をするので、見学時は常に携帯してください。
また、遺跡の多くは現在も信仰の対象となっており、肌の露出が多い服装では見学できない場所もあります。女性は肌を覆うショールなどを用意しておくことをおすすめします。
トンレサップ湖
シェムリアップの中心部から南へおよそ10㎞、カンボジアの国土の中央に広がる東南アジア最大級の湖。伸縮する湖といわれ、乾季は深さ1m、面積3000㎢ほどですが、雨季には深さ12m、面積1万㎢にも拡大します。湖畔には漁業を生業とする人々が暮らすいくつもの高床式の水上家屋が立ち、ひとつの町を形成。こうした家々を巡りながら水上の人々の暮らしを垣間見るボートクルーズが人気です。
オールドマーケット
市街地の南側、シェムリアップ川のほど近くにある市民の台所。決して大きくはありませんが、朝早くから野菜やトンレサップ湖で採れた魚介類などが並び、活気に満ち溢れています。また、市場の通りに面した外周部分には工芸品や雑貨を扱う土産店も並んでいます。リーズナブルな掘り出し物もあり、カンボジア土産を探すのに最適です。
アンコール国立博物館
クメール文明の起源、信仰、アンコール・ワットなど、テーマや年代ごとに展示室を分け、アンコール王朝の文化を広く深く紹介する博物館。遺跡から出土したレリーフや石像、碑文のほか、マルチメディアを駆使した展示も充実。日本語のオーディオガイドも貸し出しされています。遺跡観光をより深く楽しむための知識を得ることができます。
クメール料理
観光都市のシェムリアップは外国人向けのレストランから、地元で人気の食堂まで、グルメの楽しみが多彩。アモックやロックラックといった代表的なカンボジア料理は刺激も控えめで、食べやすい味付けになっています。
また、高級ホテルのレストランでは、伝統のクメール料理(カンボジア料理)をコース仕立てにアレンジして、ワインとのペアリングを楽しむスタイルも定着。伝統菓子を取り入れたアフタヌーンティーも人気があります。
気軽な食事には焼き肉と鍋を同時に楽しめるカンボジアンバーベキューもおすすめです。
アプサラダンス
遺跡のレリーフに数多く描かれている天女アプサラ。この天女に扮した踊り子たちが神々に捧げる舞は、9世紀には宮廷舞踊だったといわれています。カンボジアの伝統舞踊として王室の保護のもと発展し、現在は人気のエンターテイメントとして旅行者の人気を集めています。
シェムリアップ市内にはいくつか劇場があり、ディナーとセットになったショーレストラン形式がほとんど。優雅なアプサラの舞のほか、漁師の踊りやココナッツダンスなど、カンボジアのフォークダンスも披露されます。
パブストリート
オールドマーケットの北側にある通りで、120mほどの一本道にバーやレストランがずらりと並んでいます。通りに面してオープンエアーのテラス席が並び、毎晩、世界中から集まる旅行者たちで大賑わい。近年は一本北側のザ・レーン、南側のザ・パッセージといった通りにも店が増え、一大ナイトスポットとして人気を集めています。
スパ
ホテル内の高級スパをはじめ、街なかの邸宅スパ、気軽なフットマッサージなど、さまざまなタイプの施設があり、日本よりも手頃な価格で利用することができます。カンボジアの伝統療法であるハーブサウナ(チュポン)やクメール式マッサージなどが定番メニュー。遺跡観光の疲れが癒されると評判です。