ブルネイ
旅の基本情報
国名 | ブルネイ・ダルサラーム国/Brunei Darussalam |
面積 | 5765㎢ |
首都 | バンダル・スリ・ブガワン/Bandar Seri Begawan |
人口 | 約45万人(2019年推定値) |
人種と民族 | マレー系を中心に中国系、先住諸民族系など |
政治体制 | 立憲君主制 |
主な宗教 | イスラム教 |
主な言語 | マレー語、英語 |
通 貨
通貨はブルネイ・ドル(B$)とブルネイ・セント(B¢)で、B$1=B¢100。紙幣はB$1、5、10、50、100、500、1000、1万の8種類。硬貨はB¢1、5、10、20、50の5種類があります。ブルネイ・ドルはシンガポール・ドルと等価と定められており、シンガポール・ドルも使えます。(ただし、1シンガポール・ドル硬貨は不可)
両 替
ブルネイ国際空港やホテル、両替店、バンダル・スリ・ブガワンのほとんどの銀行で日本円の両替が可能です。地方では日本円の両替を扱わないところもあります。
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードを利用したATMでのキャッシングや引き出しも、都市部では広く普及しています(クレジットカード会社との契約条件、手数料など事前に確認をし、必要な手続きをしましょう)。ホテルやショッピングセンターなどではクレジットカードでの支払いが可能なほか、モバイル決済も普及しています。
チップ
基本的にチップの習慣はありません。ホテルやレストランの食事でも不要です。
電 話
<ブルネイから日本へ>
国際電話識別番号00>日本の国番号81>市外局番の最初の0を取った番号>先方の電話番号
*日本から持参した携帯電話から日本の電話番号にダイヤルをする場合は、国内と同様にかける(別料金が加算されます)
<日本からブルネイへ>
ブルネイの国番号:673
各社の国際識別番号>国際電話識別番号010>ブルネイの国番号673>市外局番の最初の0を取った番号>先方の電話番号
*携帯電話からは、「0」を長押しして「+」を表示してから、国番号のダイヤルでも通話可能
インターネット環境
一定クラス以上のホテルではWi-Fiが提供されており、多くは無料で接続することができます。
ほかに以下のようなサービスを利用するのが一般的です。
‐日本で利用している携帯電話会社の海外定額パケットサービス
‐Wi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)のレンタル
‐現地SIMカードの購入(携帯電話の設定に諸条件あり)
電圧とプラグ
230ボルト、50ヘルツ。コンセントプラグの形状は、イギリス式の3つ穴タイプ(BFタイプ)が一般的で、日本のAタイプを使う際は変換プラグが必要です。また、日本の100ボルト仕様の電化製品を使用する場合には変圧器が必要となりますが、スマートフォンやカメラの充電器など、100V-240Vの表示がある電化製品はそのまま使用することができます。
プラグBF形の形状
水
水道水は基本的に衛生的ですが、飲料にはミネラルウォーターがおすすめです。
トイレ事情
ブルネイのトイレは「和式スタイル」と「洋式」の両方があります。旅行者が利用する施設の多くは洋式トイレがほとんどで、違和感なく快適に利用できるはずです。
現地の習慣では用が済んだあと水を使って洗うことが多く、トイレの横にシャワーや水桶が用意されています。トイレットペーパーが備え付けられていない場合もあるので、ローカルな場所へ出かける際はティッシュペーパーを用意しておいた方が安心です。
また、いずれのスタイルのトイレも、使用したトイレットペーパーは便器に流さないのが一般的。トイレ個室内にゴミ箱がある場合は、そちらに捨てるようにしましょう。
時 差
ブルネイと日本の時差はマイナス1時間。日本が正午のとき、ブルネイは午前11時。
気 候
熱帯多雨林気候に属し、はっきりとした四季はなく1年を通して高温多湿の気候が続きます。11~1月は比較的雨が多い時期となります。真夏の服装で十分ですが、冷房対策用の軽い上着、日差し用の帽子やサングラスを用意しておくと便利です。また、イスラム教国のため男女とも極端に肌を露出した服は避けましょう。
治 安
治安はおおむね良好です。夜間の一人歩きや荷物の管理など、基本的な注意は怠らないようにしましょう。
習慣・マナー
・ブルネイでは金曜と日曜が休日です。毎週金曜日の集団礼拝の時間(12~14時)は、ビジネス、集会やイベントが規制されます。レストラン、オフィス、店舗、銀行などが一時閉鎖、閉館になります。空港のチェックインカウンターは通常通りですが、空港内の店舗は一時閉店となるところも多くなります。
・イスラムでは左手は不浄とされています。物(特に食べ物)は必ず右手で渡しましょう。
・人差し指で人を指すのは失礼とされています。
・人の頭は神聖なものとされているので、頭をなでたりすることは慎みましょう。
・モスクを訪問するときには肌の露出の多い服は避け、中に入るときには帽子と靴を脱ぎましょう。場所によっては男女それぞれ入れる場所が限られていることがあります。
・金曜日の午後は礼拝が行われるため、モスク内部の見学ができない場合もあります。
祝祭日
詳細はこちら (日本アセアンセンターホームページ)
おもな連絡先
<日本>
・駐日ブルネイ・ダルサラーム国大使館
電話03-3447-7997
www.bruemb.jp
<ブルネイ>
・警察:電話993
・救急車:電話991
・消防:電話995
・在ブルネイ日本国大使館
電話:(+673)222-9265
www.bn.emb-japan.go.jp
・外務省 海外安全ホームページ
www.anzen.mofa.go.jp
・ブルネイツーリズム
電話:(+673)238-0022
www.bruneitourism.com