タイ
旅の基本情報
国名 | タイ王国/Kingdom of Thailand |
面積 | 51万3140㎢ |
首都 | バンコク/Bangkok |
人口 | 約6791万人(2019年推定値) |
人種と民族 | 約85%を占めるタイ族のほか、中国系、モン・クメール系、マレー系、ラオス系、インド系、少数民族などが暮らしています。 |
政治体制 | 立憲君主制 |
主な宗教 | 仏教 |
主な言語 | タイ語 |
通 貨
通貨はバーツ(B)と補助単位のサタン(S)で、B1=S100。紙幣はB20、50、100、500、1000の5種類。硬貨はS50、S25、B1、B2、B5、B10の6種類があります。タイバーツを意味するTHBと表記されることもあります。
両 替
国際空港、主要ホテル、両替所、銀行で日本円からバーツへの両替が可能です。また、日本国内の一部銀行でも円/バーツの両替を行っています。
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードを利用したATMでのキャッシングや引き出しも、都市部では広く普及しています(クレジットカード会社との契約条件、手数料など事前に確認をし、必要な手続きをしましょう)。ホテルやショッピングセンターなどではクレジットカードでの支払いが可能なほか、モバイル決済も広く普及しています。
チップ
ホテルやスパ・マッサージ、レストランのサービス担当者などに渡すのは一般的です。ホテルのポーターやルームキーパーにはB30~50、スパ・マッサージやレストランでは料金の10~15%(料金にサービス料が含まれている場合は不要)ほどが目安です。
電 話
<タイから日本へ>
国際電話識別番号00>日本の国番号81>市外局番の最初の0を取った番号>先方の電話番号
*日本から持参した携帯電話から日本の電話番号にダイヤルをする場合は、国内と同様にかける(別料金が加算されます)
<日本からタイへ>
タイの国番号:66
各社の国際識別番号>国際電話識別番号010>タイの国番号66>市外局番の最初の0を取った番号>先方の電話番号
*携帯電話からは、「0」を長押しして「+」を表示してから、国番号のダイヤルでも通話可能
インターネット環境
都市部や主な観光地では、ホテル、レストラン、カフェなどさまざまな施設でWi-Fiが提供されており、多くは無料で接続することができます。
ほかに以下のようなサービスを利用するのが一般的です。
‐日本で利用している携帯電話会社の海外定額パケットサービス
‐Wi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)のレンタル
‐現地SIMカードの購入(携帯電話の設定に諸条件あり)
電圧とプラグ
おもに220ボルト、50ヘルツ。コンセントプラグの形状は、日本と同じ平形のAタイプのほか、丸形のCタイプ、3つ穴のB3タイプもあるので変換プラグを準備しましょう。日本の100ボルト仕様の電化製品を使用する場合には変圧器が必要です。スマートフォンやカメラの充電器など、100V-240Vの表示がある電化製品はそのまま使用することができます。
プラグA形の形状
プラグC形の形状
プラグB3形の形状
水
水道水を飲むのは避けて、飲料にはミネラルウォーターを使用します。
トイレ事情
タイのトイレは「和式スタイル」と「洋式」の両方があります。旅行者が利用する施設の多くは洋式トイレがほとんどで、違和感なく快適に利用できるはずです。
現地の習慣では用が済んだあと水を使って洗うことが多く、トイレの横にシャワーや水桶が用意されています。トイレットペーパーが備え付けられていない場合もあるので、ローカルな場所へ出かける際はティッシュ等を用意しておいた方が安心です。
また、いずれのスタイルのトイレも個室内にゴミ箱がある場合は、使用したトイレットペーパーは便器に流さず、ゴミ箱に捨てるのが一般的です。
時 差
タイと日本の時差はマイナス2時間。日本が正午のとき、タイは午前10時。
気 候
熱帯気候に属し、1年を通じて高温多湿ですが、おおむね雨季、乾季、暑季の3つの季節に分けることができます。
<雨季>6~10月ごろ
降雨量が多く気温も高いのでかなり蒸し暑くなります。1日に1~2回ほど激しいスコールが降りますが、いずれも30分~1時間程度の短いものです。
<乾季>
雨はほとんど降らず、からりとした晴天の日が多くなります。朝晩は涼しく、日中でも気温は30度以下の日がほとんどです。
<暑季> 3~5月くらい
一年で最も気温が高くなる時期で、最高で40度を超えることも。暑い日中は休憩し、比較的過ごしやすい朝晩に活動するのがおすすめです。
治 安
治安はおおむね良好です。都市部ではスリや置き引き、夜間の一人歩きなどには注意しましょう。また、旅行者を狙った詐欺やなどが報告されています。知らない人には安易についていかないなどの基本的な注意を怠らないようにしましょう。
習慣・マナー
・女性は僧侶の袈裟や体に触れないよう気をつけましょう。
・人の頭は神聖なものとされているので、頭をなでたりすることは慎みましょう。
・足の裏は不浄とされているので人や仏像に足の裏を向けないように。
・寺院やパゴダを訪問するときには身だしなみに気をつけ(肌の露出の多い服は避け)、帽子と靴を脱いで参拝しましょう。
・人前で大声を出したり、怒りを表現するのは避けましょう。クレーム等がある場合、冷静にかつしっかりと伝えるほうが効果的です。
祝祭日
詳細はこちら (日本アセアンセンターホームページ)
おもな連絡先
<日本>
・タイ王国大使館
電話03-5789-2433
site.thaiembassy.jp/
・タイ国政府観光庁日本事務所
電話03-3218-0355(東京)
06-6543-6654, 06-6543-6655(大阪)
092-260-9308(福岡)
・外務省 海外安全ホームページ
www.anzen.mofa.go.jp
<タイ>
・警察:電話191
・ツーリストポリス:電話1155
・消防:電話199
・在タイ日本国大使館
電話02-207-8500/02-696-3000
www.th.emb-japan.go.jp/
・タイ国政府観光庁グローバル
www.tourismthailand.org/home