ラオスの交通
国内交通
<飛行機>
ビエンチャンやルアンパバーン、南部のパクセなどへの長距離を移動する際、もっとも確実な手段が飛行機となります。国内線チケットは日本または現地の航空会社・旅行会社を通じてかオンラインで購入できます。ただし、便数が少ないうえに1便あたりの座席数も限られているため、祝日などに利用する場合は早めの予約がおすすめです。なお、国内線を利用する場合はリコンファームが必要です。
<鉄道>
国内に鉄道路線網はなく、ビエンチャンのターナレーン駅からメコン川に架かる友好橋を渡り、タイのノーンカーイ駅と接続する、およそ3.5㎞の国境越えの路線があるのみです。
<長距離バス>
鉄道のないラオスで都市間移動の主要な足となっているのが長距離バス。中国国境からカンボジアへ至る、国内を縦断する国道13号が主要ルートとなります。中距離向けの通常のバスから、長距離向けの寝台バスまでバスのタイプやランクもさまざま。チケットはターミナルのカウンター、旅行会社、ホテルなどで購入できます。近年は道路網の整備が進み、車窓風景を楽しみながら快適に移動することができます。
市内交通
<タクシー>
国際空港や都市部では、タクシーが利用できます。料金は交渉制ですが、メーターを導入するタクシーも増えてきました。流しのタクシーの台数は少ないので、ホテルなどで手配してもらいます。
<配車サービスアプリ>
ビエンチャンなど比較的大きい都市では、配車サービスのアプリ「LOCA」も普及しています。利用方法はUberやGrabとほぼ同じですが、オンライン決済には対応しておらず、支払いは降車時に現金で支払います。
LOCA:https://loca.la/
<トゥクトゥク>
ラオスの都市部、地方などでもっとも活躍する三輪タクシー。ホテルや観光地にはたくさんのトゥクトゥクが待機しているほか、手を上げて合図をして流しのトゥクトゥクを利用することもできます。料金は交渉制で、乗車する際に行先を告げて、距離や時間、乗車人数などで料金が決まります。
<ソンテウ>
主要都市や地方都市などで見かけるソンテウは、トラックの荷台に人が乗れるように改造した乗り合いバス。停留所があるわけでもなく行き先を告げて料金を交渉するため、乗りこなすには多少ハードルが高くなりますが、料金は安く、慣れれば近距離を移動する際に活躍するでしょう。