ラオス
旅の基本情報

国名ラオス人民民主共和国/Lao People’s Democratic Republic
面積23万6800㎢
首都ビエンチャン/Vientiane
人口約716万人(2019年推定値)
人種と民族約70%を占める低地ラオ族のほか、およそ50の民族が暮らしています。
政治体制人民民主共和制
主な宗教仏教
主な言語ラオス語

通 貨

通貨はキップ(Kip)。紙幣はKip500、1000、2000、5000、1万、2万、5万、10万の8種類。硬貨は使われていません。

※観光地ではUSドルやタイバーツも使用されています。

両 替

空港や都市部の銀行、ホテル、両替所、旅行会社などで日本円から直接キップへ両替することができます。観光地では、USドルやタイバーツが使えるところもありますが、地方に行く場合は現地通貨を用意した方がいいでしょう。

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードを利用したATMでのキャッシングや引き出しも、都市部では広く普及しています(クレジットカード会社との契約条件、手数料など事前に確認をし、必要な手続きをしましょう)。

チップ

基本的にチップの習慣はありません。ただし、高級ホテルやレストランでは、気持ち程度のチップを渡す人も多いようです。

電 話

<ラオスから日本へ>

国際電話識別番号00>日本の国番号81>市外局番の最初の0を取った番号>先方の電話番号
*日本から持参した携帯電話から日本の電話番号にダイヤルをする場合は、国内と同様にかける(別料金が加算されます)

 

<日本からラオスへ>

ラオスの国番号:856 

各社の国際識別番号>国際電話識別番号010>ラオスの国番号856>市外局番の最初の0を取った番号>先方の電話番号
*携帯電話からは、「0」を長押しして「+」を表示してから、国番号のダイヤルでも通話可能

インターネット環境

都市部や主な観光地では、ホテル、レストラン、カフェなどさまざまな施設でWi-Fiが提供されており、多くは無料で接続することができます。

ほかに以下のようなサービスを利用するのが一般的です。
‐日本で利用している携帯電話会社の海外定額パケットサービス
‐Wi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)のレンタル
‐現地SIMカードの購入(携帯電話の設定に諸条件あり)

電圧とプラグ

220ボルト、50ヘルツ。コンセントプラグの形状は、A型とC型の複合タイプが一般的で、日本のA型は変換プラグなしで利用できます。ただし、日本の100ボルト仕様の電化製品を使用する場合には変圧器が必要です。スマートフォンやカメラの充電器など、100V-240Vの表示がある電化製品はそのまま使用することができます。

プラグA・C複合型の形状

水道水は飲用できません。地方では地下水が一般的に利用されています。ミネラルウォーターを購入して飲用しましょう。

トイレ事情

ラオスのトイレは「和式スタイル」と「洋式」の両方があります。旅行者が利用する施設の多くは洋式トイレがほとんどで、違和感なく利用できるはずです。

現地の習慣では用が済んだあと水を使って洗うことが多く、トイレの横にシャワーや水桶が用意されています。トイレットペーパーが備え付けられていない場合もあるので、ローカルな場所へ出かける際はティッシュペーパーを用意しておいた方が安心です。

また、いずれのスタイルのトイレも、使用したトイレットペーパーは便器に流さないのが一般的。トイレ個室内にゴミ箱がある場合は、そちらに捨てるようにしましょう。

時 差

ラオスと日本の時差はマイナス2時間。日本が正午のとき、ラオスは午前10時。

気 候

熱帯モンスーン気候に属し、暑季(3~5月)、雨季(6~10月)、乾季(11~2月)の3つの季節に分かれます。暑季は夜になっても気温が下がらず、内陸部のビエンチャンなどはかなり高温となります。雨季はスコールが降るようになり、気温は少し下がります。乾季は、日中こそ暑い日々が続きますが、朝晩は上着が必要なほどに気温が下がります。

治 安

東南アジアのなかでは比較的安全ですが、旅行者を狙った軽犯罪も発生しています。スリや置き引き、引ったくりなどに十分に気をつけ、夜間の一人歩きを避けるなど一般的な注意を怠らないようにしましょう。地方を訪れる際には、事前に外務省の安全情報を確認しましょう。

習慣・マナー

・女性は僧侶の袈裟や体に触れないよう気をつけましょう。

・人の頭は神聖なものとされているので、頭をなでたりすることは慎みましょう。

・足の裏は不浄とされているので人や仏像に足の裏を向けないように。

・寺院やパゴダを訪問するときには身だしなみに気をつけ(肌の露出の多い服は避け)、帽子と靴を脱いで参拝しましょう。

・人前で大声を出したり、怒りを表現するのは避けましょう。クレーム等がある場合、冷静にかつしっかりと伝えるほうが効果的です。

祝祭日

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おもな連絡先

<日本>

・ラオス人民民主共和国大使館
電話03-5411-2291
www.laoembassytokyo.com/

・ラオス情報文化観光省観光部駐日代表事務所
www.lao.jp/

・外務省 海外安全ホームページ
www.anzen.mofa.go.jp

<ラオス>

・警察:電話191

・救急車:電話195

・消防:電話190

・在ラオス日本国大使館
電話021-41-4400
www.la.emb-japan.go.jp/

・Inspiring Laos
www.inspiringlaos.com/

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