歴史香る世界遺産の古都
ルアンパバーンでしたい10のコト

1353年、ラオ族による初の統一王朝であるランサーン王国が成立した古都ルアンパバーン。仏教国ラオスの礎を築いた街には歴史ある寺院が多く残り、街全体が世界遺産に登録されています。文化遺産はもちろん、山と川の美しい自然、素朴で温かい人々の暮らしなど、あらゆる場面で「ラオスらしさ」にふれられるのがルアンパバーンの魅力。この街を存分に楽しむためのスポットを紹介します。

朝の托鉢見学

国民の大多数が敬虔な仏教徒であるラオスでは、毎日の托鉢は欠くことができない生活の一部。特に寺院の多いルアンパバーンでは街の至る所で托鉢の列が見られ、古都の風情を感じられる光景として人気です。

托鉢が行われるのは毎朝5時30分~6時30分くらい。街の各所で見られますが、見学するならワット・シェントーンなど大きな寺院が集中するサッカリン通り一帯がおすすめです。観光客も寄進者の列に加わることが可能で、寄進するもち米は宿泊先のホテルに頼んで用意してもらうほか、通りに出る屋台で購入することもできます。

また、写真を撮ることはできますが、フラッシュ撮影は禁止。マナーを守って静かに見学しましょう。

朝の托鉢見学 Morning Alms (Sai Bat)

ワット・シェントーン

メコン川とその支流であるカーン川が合流する場所に立つ、世界遺産ルアンパバーンのシンボルともいえる寺院。1560年にセタティラート王が建立した本堂は、屋根が地面近くにまで迫り出したルアンパバーン様式の典型であり、最高傑作といわれています。細部にまで施された装飾や柔和な表情の仏像などに、ラオス独特の美意識を見ることができます。また本堂背面には鮮やかな色ガラスを用いた「黄金の木」のモザイクがあり、こちらも必見です。

ほかにもモザイク装飾が美しい小堂群、王の葬儀に使われた黄金の竜をかたどった霊柩車などが見られます。

ワット・シェントーン Wat Xieng Thong
Khem Khong, Luang Phabang

ルアンパバーン国立博物館

1909年、シーサワンウォン王の宮殿として建てられたもので、王制が廃止された現在は博物館として利用されています。館内には王とその家族の寝室などが保存されているほか、各国から贈られた美術品なども展示。贅を尽くした王家の暮らしぶりを知ることができます。また、ラオスで最も神聖な仏像といわれる「パバーン仏」を納める黄金の堂や、レトロな車が並ぶ王家のガレージなども見どころです。

ルアンパバーン国立博物館 National Museum
Sisavangvong Road, Luang Phabang

プーシー

街の中心にある小高い丘で、王宮博物館の正面から328段の階段を上って頂上へアクセスできます。頂上からはルアンパバーンの全容が一望でき、古都を俯瞰できるスポットとして観光客にも人気。1804年にアヌルット王により建立されたタート・チョムシーという仏塔も立っています。

プーシー Phou Si Mountain

サッカリン通り

2つの河川に挟まれて半島のような形をしたルアンパバーンの中心を貫くメインストリート。フランス植民地時代のコロニアル建築と街路樹が並ぶ通りで、伝統工芸品を売るショップや地元の食堂、外国人観光客でにぎわうカフェやバーが集まっています。落ち着いたヴィラやリーズナブルなゲストハウスなども点在しているので、滞在にもおすすめです。

サッカリン通り Sakkaline Road

ローカルグルメ

ラオス文化の基礎を作ったルアンパバーンは郷土料理もバラエティ豊かで、グルメの楽しみが尽きません。なかでも「カオソーイ」はルアンパバーン名物として知られる庶民的な麺料理で、街の至る所に専門店があります。タイのチェンマイにも同名の料理がありますが、チェンマイ風がカレースープなのに対して、ルアンパバーン風はクリアなスープに肉味噌をトッピングするのが特徴です。

ローカルグルメ Local Food

ナイトマーケット

メインストリートのサッカリン通りは旧王宮(国立博物館)付近から「シーサワンウォン通り」となりますが、そのシーサワンウォン通りで毎晩18時から22時頃にかけてナイトバザールが開催されています。売られているのは土産物が中心で、骨董品や織物、ランタンなどの民芸品が豊富にそろっています。

ナイトマーケット Night Market

パクウー洞窟

ルアンパバーン市街からメコン川を上流へ約30㎞、ボートで1時間30分ほど遡った川辺にある洞窟。タム・ティンとタム・トゥンという2つの洞窟があり、タム・ティンは川岸に垂直に切り立った断崖にぽっくりと穴が穿たれたもので、内部には人々が奉納した新旧4000体もの仏像が並んでいます。その上方にあるタム・トゥンは横穴になっており、こちらにも仏像が点在。内部は暗いので懐中電灯が必要です。

アクセスはルアンパバーンの観光案内所や旅行会社で乗り合いボートツアーに参加するのが一般的で、たいていは洞窟の対岸にあるバーン・サンハイという小さな村に立ち寄ります。この村はラオスの米焼酎「ラオラーオ」の産地として知られ、蒸留の様子を見学したり、お土産を購入することができます。

パクウー洞窟 Pak Ou Cave (Tham Ting)

クワンシーの滝

ルアンパバーンから南方へおよそ30㎞に位置する滝。高さ30メートルほどとそれほど大きな滝ではありませんが、石灰岩の岩目を縫うように幾筋もの水が流れ落ちる優美な姿で人気を集めています。コバルトブルーの滝壺の美しさでも有名で、水着を持参すれば泳ぐことができるエリアもあります。一帯は自然公園として整備され、熱帯植物の観賞や軽いトレッキングも楽しめます。

クワンシーの滝 Kuang Si Waterfall

エレファント・ビレッジ

絶滅が危惧されるゾウの保護や、飼育員の育成などを行う施設で、ゾウと触れ合い、人とゾウの歴史や生態について学ぶこができます。これまで観光アトラクションとして盛んだったエレファント・ライディングは、ゾウに大きなストレスがかかることから行わず、保護に重点をおく施設が増えています。川に入ってゾウの体を洗ったり、餌やりをしたりと、ゾウの世話を体験できるプログラムが人気です。

エレファント・ビレッジ Elephant Village
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