ASEANへのやさしい旅50 
-ラオス編ー

ASEANへのやさしい旅 50 について

 

日本ASEAN友好協力50周年を記念して、 ASEANへのやさしい旅 50のアイデアをご提案します。政府観光局のご協力をもとに、東南アジアの「やさしい」コンテンツを、「知る・感じる」「遊ぶ」「泊まる」「食べる」「買う」などのカテゴリーに分けてまとめました。ASEANの魅力を新たな視点で発掘してください。

 

 

 

2023.11.16

知る・感じる/世界文化遺産ルアンパバーン

王国の栄華を残すラオスの伝統建築と、フランス統治下時代のコロニアルスタイルが美しく融合する北部の古都ルアンパバーン。歴史的、文化的価値の高い街並みが懐深い大自然に囲まれ、1995年には世界文化遺産に登録されました。

ここはかつてルアンパバーンを首都とするランサーン王国が栄え、王朝時代に花開いた華麗な仏教文化が色濃く残る街。伝統的な寺院が大小合わせて80近く点在し、なかでも「ワット・シェントーン」はルアンパバーンで最も美しい寺院とされ、優美な曲線が特徴的なルアンパバーン様式建築の最高傑作とも称されます。

本堂内に鎮座する黄金の巨大仏像、それを取り囲む仏像も細部にまで装飾が施されています。プーシーの丘にのぼればノスタルジックな街並みを一望でき、ここから眺める荘厳なサンセットもルアンパバーン名物です。

●やさしいポイント●
 
 
仏教の教えが行き届いた街、世界文化遺産を感じる
 
ラオスの礎を築いたルアンパバーンは、歴史ある寺院が多く残る文化遺産でありながら、雄大な山々と川が織りなす大自然に囲まれ、素朴で温かな人々もラオスらしさに溢れる街。国民の約70%が仏教徒であるラオスは托鉢をする風景も日常的で、とくに寺院の多いルアンパバーンでは毎朝5~6時頃に、至る所で托鉢の列が見られます。早朝に老若の僧侶が鮮やかなオレンジ色の法衣をまとって託鉢の業へ、村人たちは徳積みとして食べ物や日用品を喜捨し、合掌する。静かな早朝に僧侶が長い列をなして歩いていく光景は、とても神聖で心洗われるひととき。見学をする際は僧侶への敬意を忘れずに、そして観光客でも托鉢僧侶に喜捨をすることができます。

遊ぶ/悠久の年月が創り出した絶景を上空飛行する「ザ・ロック・ビューポイント」

@Ministry of Information, Culture and Tourism Laos
@Ministry of Information, Culture and Tourism Laos

首都ビエンチャンから車で4~5時間ほど南へ、ラオス中央に広がるカムムアン県のプー・ヒンブン自然保護区にあるザ・ロック・ビューポイントは、ラオス屈指のアトラクションスポット。ここはアジア最大級の石灰岩の森、切り立つカルスト地形がダイナミックな自然景観を創り出しています。

@Ministry of Information, Culture and Tourism Laos
@Ministry of Information, Culture and Tourism Laos

悠久のときを感じる自然の芸術と壮大なスケールは、見るだけでも圧倒されますが、ザ・ロック・ビューポイントではそんなカルスト山脈の上空を、ワイヤーロープにぶら下がっていっきに滑り降りられるジップライン、スパイダーネットや吊り橋を歩いて渡るなど、スリル満点のアドベンチャーを楽しめます。

●やさしいポイント●
 
 
ラオスの絶景を楽しめるエコツーリズム・サイト
 
カムムアン県は石灰岩地形が特徴的で、何億年という自然の営みが生み出したカルスト地形や鍾乳洞が多いエリアとしても知られます。プー・ヒンブン自然保護区も石灰岩の森をはじめ、美しい滝や清流を巡るトレッキングなどが人気のエコツーリズム・サイト。その中にあるザ・ロック・ビューポイントは、類稀な自然美を守りながら持続可能な観光を目指し、近隣地域の活性化も後押ししようと、グリーン・ディスカバリー・ラオスなどがツアーを催行しており、すでに多くの欧米ツーリストから人気を集めています。
ザ・ロック・ビューポイント The Rock Viewpoint

泊まる /原始の森と湿地に包まれて過ごす「キングフィッシャー・エコロッジ」

@Kingfisher Ecolodge
@Kingfisher Ecolodge

ラオス南部に広がるバンキアット・ノン・ラムサール保護湿地を見渡せる、セピアン国立保護林に隣接するエコロッジ。ここはラオス、タイ、カンボジアの交差点である「エメラルド・トライアングル」にあり、周辺はインドシナで最も貴重で豊かな生物多様性を誇ります。

@Kingfisher Ecolodge
@Kingfisher Ecolodge

そんな手付かずの自然に抱かれてくつろげるバンガローは、天井までガラス張りの大きな窓やハンモック付きのベランダから美しい湿地帯を一望。レストランでは地元のオーガニック食材を使ったラオス料理に舌鼓。ゲストが自然との一体感を思う存分味わえるように、ここはテレビも電話も音楽もなく、どんなシーンでも鳥のさえずりや自然の音色に包まれます。

@Kingfisher Ecolodge
@Kingfisher Ecolodge

ロッジからはハイキングやサイクリングに出かけたり、ジャングルを抜けて古代遺跡を訪れたりといったアクティビティも楽しめます。

●やさしいポイント●
 
 
環境負荷を低減し自然と共存するエコロッジ
 
建物は地元の資材と伝統的な建築技法を使用し、周囲の自然環境と調和するように設計。各バンガローは太陽熱温水シャワーを導入し、照明も太陽光発電や水力発電グリッドで電力がまかなわれ、シングルユースのプラスチックフリーにも取り組むなど環境負荷を最小限に抑える工夫が随所に。湿地を見下ろせる2階建てのオープンレストランでは、地元のオーガニック食材にこだわったラオス料理がいただけます。また、このロッジではラオスに残るゾウの保護活動にも貢献しています。
キングフィッシャー・エコロッジ Kingfisher Ecolodge

食べる/古都ルアンパバーンで人気のラオス料理店「タマリンド」

@ Bart Verwei
@ Bart Verwei

ルアンパバーンを流れるカン川のほとりに建つ、ラオス料理のレストラン。タイ料理やベトナム料理とも似て非なるラオス料理は、東南アジアグルメ通も認める美食が揃い、タマリンドはローカルからも評価が高い名店。

伝統的な郷土料理をベースに、見た目も美しく洗練されたラオス料理が自慢です。人気メニューは、ポピュラーなラオス名物5種がセットになった「Five Bites」や、レモングラスに包まれたチキン料理「Stuffed Lemon Grass」、ハーブとひき肉を炒めたラオスの国民食「Larp」など。

芳醇なハーブや調味料をふんだんに使った料理はどれも香り高くて味わい深く、ラオスならではのもち米との相性も抜群。連日多くの観光客で賑わっているので、予約して行くのがオススメです。

●やさしいポイント●
 
 
ラオスの郷土料理と食文化に触れる
 
ラオスの絶品料理をいただけるのはもちろん、心温まるホスピタリティも人気の理由です。スタッフが料理の説明や食べ方、ハーブの好き嫌いや辛さの好みも丁寧に相談にのってくれ、ベジタリアン・ヴィーガン・グルテンフリーにも対応。ここでは料理教室も開催され、ラオス人シェフから伝統的な方法で本格的なラオス料理を学ぶこともできます。3時間コースと6時間コースがあり、どちらもまずは市場で地元食材を調達するところからスタート。料理教室は大自然の真ん中にあるオープンキッチンで、たくさんのハーブをすり潰したり叩いたり、包んだり揚げたりしながら、ラオスの美食文化と伝統を学べます。
タマリンド Tamarind

買う/ラオス女性の品格を感じられる、優美な巻きスカート「シン」

@Jumping Tour
@Jumping Tour
ラオスの伝統衣装シンは、古くから伝わる織物を筒状に縫い合わせ、腰に巻き付けて着用するのが一般的です。ラオスの女性にとっては冠婚葬祭やお寺の参拝をはじめ、役所や学校で着用する「正装」として愛されています。
@Jumping Tour
@Jumping Tour
ただ、現代はより身近に、毎日の仕事や普段着でもシンを纏い、特別な日から日常までシーンごとの着こなしを楽しんでいるラオスの女性たち。市場やナイトマーケットで気軽に購入できますが、身体にぴったりフィットさせて着るのがベターなので、せっかくなら自分に合うオリジナルな一着を作ってみるのもオススメ。オーダーメイドは市場や街の仕立て屋さんで、1~2日もあればOK。きっと素敵な旅の思い出になるはずです。
 
●やさしいポイント●
 
 
伝統工芸、天然素材、ローカル文化に触れる
 
旅のあいだにシンを履いて歩いていると、現地の方に話しかけられたり喜ばれたり、会話が弾むこともしばしば。そのくらい、シンはラオスの女性たちにとって大切な伝統衣装です。ラオスには約50もの民族が暮らし、生地も部族ごとに異なる織りや柄、染色の技術が受け継がれているので、布の種類もじつにバラエティ豊か。すべて手織りで仕立てられ、なかには天然成分の草木染めで作った織物など、こだわりもさまざま感じられます。

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