カンボジアの交通
国内交通
<飛行機>
プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビルの3都市間を国内線が運航しています。11月~3月の観光ハイシーズンは、プノンペン~シェムリアップ間のフライトが混み合うので、早めの予約をしましょう。また国内線は欠航やスケジュール変更などが多いので必ず確認をしましょう。
<鉄道>
首都プノンペンを起点に、シアヌークビル線、ポイペト線の2路線があります。カンボジア国鉄Royal Railway Cambodiaが週末を中心に運行しており、プノンペン~シアヌークビルは週4往復、プノンペン~ポイペトは週2往復。時間はかかりますがエアコンは完備されており、鉄道好きに人気があります。
<長距離バス>
数多くのバス会社がカンボジアの主要都市間を結んでいます。冷房完備の大型バス、寝台付きの夜行バス、バンを利用したミニバスなど車のタイプはさまざま。チケットは各バス会社のチケットオフィスで購入します。運行会社により異なりますが、プノンペン~シェムリアップ間の所要時間は約6時間、料金はUS$20くらいです。
市内交通
<タクシー>
交渉制、チャーター、メーター制とあります。旅行会社やホテルを通してのチャーターは1日約US$30~で、郊外に出る場合は割増料金となります。プノンペンやシェムリアップでは、「パスアップ(PassAPP)」や「グラブ(Grab )」の配車サービスアプリが利用できます。
<トゥクトゥク>
東南アジアで広く利用されている三輪タクシーで、観光に多く利用されています。交渉制とメーター制があり、メーター制のトゥクトゥクは配車アプリを使って呼び出すことも可能。プノンペンやシェムリアップでは、「パスアップ(PassAPP)」や「グラブ(Grab Tuktuk)」の配車サービスアプリを利用すると、GPSを使い現在地まで迎えにきてくれます。目的地の指定や支払いまでアプリで完結できるので便利です。
<バイクタクシー>
市街で多く見かけるのがバイクタクシー。料金は交渉制。近距離で荷物がない移動であれば安価な移動手段です。ホテル前や人の集まる場所に集合しているほか、走行中に合図をして止めることもできます。「グラブ」の配車サービスでも利用ができます(都市部のみ)。
<ルモー>
バイクの後ろに2人乗り用の座席を装着した乗り物。シェムリアップやプノンペンの観光客が多いエリアで見ることができます。料金は交渉制ですが、英語のできないドライバーも多いので、目的地を書いた紙を渡すといいでしょう。
<シクロ>
自転車の前に2人がぎりぎり乗れる座席を付けたシクロ。眺めを楽しみながらのんびりと移動する際に便利です。料金システムなどはルモーと同様です。