王国ブルネイを感じるならここ!
おすすめフォトスポットをご紹介
「ブルネイの観光地」として思い浮かぶのは、どんな場所でしょうか。イスラム建築を象徴するモスクや水上集落、熱帯雨林生い茂る国立公園のあるテンブロン地区など、なかなか日本では見ることができないようなスポットを思い描く方が多いかもしれません。今回は、誰もがブルネイ観光で訪れる首都バンダルスリブガワン市内の観光エリアの中からおすすめしたい写真スポットをご紹介します。ブルネイ旅行の思い出にとっておきの一枚をおさめてみてはいかがでしょうか。
タマン・ジュビリー・マコタ・エマス
先代の国王が建設したモスク、オマール・アリ・サイフディン・モスク(通称オールドモスク)を撮るならこちらがおすすめです。中でも坂の中腹からカメラを覗くと、白地に金のドームが輝くモスクと広々とした公園の絶妙な組み合わせを一望することができます。
ヤヤサンSHHBコンプレックス
ヤヤサンSHHBコンプレックスから対面にあるオールドモスクに続く道からは、椰子の木が両サイドに並ぶモスクの美しい写真が撮れます。ショッピングと合わせて立ち寄ってみてもいいかもしれませんね。
水上集落(カンポン・アイ―ル)
ブルネイを代表する観光地、水上集落。ボートから降り立つとそこには別世界が広がります。板張りの道がどこまでも続く集落では、人々の生活を垣間見たり、どこか懐かしい雰囲気を醸し出すノスタルジックな一枚が撮れるかもしれません。
天気がいい日に真っ直ぐな道を歩いて撮る写真は記念に残る一枚となるでしょう。また水上集落にはカラフルなデザインの家が多く、写真映えスポットが点在するエリアです。集落内を探検していると思いがけないブルネイアートに出会うこともあります。水上集落は、現在も人々が生活をする住宅エリアです。個人宅の撮影をする際には、配慮をしましょう。
ジャメ・アサール・ハサニル・ボルキア・モスク
国内最大級の大きさを誇るこちらのモスクの全体像を撮るのは難しいのですが、男性・女性それぞれの礼拝堂では全く異なる顔を見せてくれます。男性用礼拝堂のおすすめの写真スポットは、入口にある駐車場から撮るこちら(写真上)。日中はイスラム建築を象徴する鮮やかなモザイク柄のタイルがよく見えるので、建築好きの方にもおすすめしたいスポットです。
また女性用の礼拝堂は左右対称のデザインになっており、男性用の礼拝堂とは違った雰囲気です。女性のための礼拝堂に続く道とあって、両サイドのモザイクはピンクや黄色など可愛らしい色合いになっています。一般的には男性用の礼拝堂の写真を撮る方が多いのですが、内部の見学と合わせてぜひこちらも足を運んでみてください。
ザ・エンパイヤ ブルネイ(プールサイド)
ブルネイの宿泊で一番人気のリゾートホテル。こちらのフォトスポットはサンセットを望むプールサイドです。5階のロビーを降りるとインフィニティプールが広がっており、南シナ海に落ちていく夕陽は幻想的でブルネイの旅を締めくくる一枚に出会えるのではないでしょうか。
文・写真 : 株式会社ワールドコンパス 亀井沙織
トップ写真: ©︎fatsphotos_