セブ島のリゾートホテルを行脚ながら、グルメを満喫する
近年は語学留学先としても定番のセブ島。旅行にかかる費用も比較的安価なことから、若者から親子留学までと幅広い世代に人気です。フィリピンを代表するリゾート地セブ島で、日本ではなかなか味わえない、現地ならではの食材を用いたグルメを楽しみませんか。
ホテルの朝食ビュッフェで、一度にさまざま味わう

せっかく旅行に来たならば、現地グルメをお腹いっぱい食べてみたい方にとっても、「日本人でも食べやすい味からトライしたい」「辛いものがそこまで得意ではない」「一度にいろいろ食べ比べしてみたい」などといった、さまざまなリクエストにも寄り添ってくれる、ホテルの朝食ブッフェスタイルはなにかと重宝します。
現地のレストランで外国語のメニュー表を見るだけでは、果たしてどんな料理なのかと理解しがたくとも、ブッフェ形式だと自分の目で見て確かめられますし、東南アジアならではの料理から調味料にいたるまで、ポーション少なめでいろいろと試せるのも嬉しいポイントです。


ホテルの朝食ブッフェのなかでも私のお気に入りが、スイーツやパン関連。
フィリピンの主食は日本と同じくお米なので、スイーツにも米類を用いていることが多く、お米で作られたスイーツ「kakanin(カカニン)」は、日本人にとっても馴染みやすいスイーツの一つです。

フィリピンの伝統的なスイーツ「Maja Blanca(マハブランカ)」は、とうもろこしとココナッツミルクの相性が抜群。見た目はシンプルですが、ぷるるんとしたババロアのような食感もたまりません。暑いセブ島では冷たくて甘いスイーツを必ず欲したくなるはず。食べられる機会があれば一度トライしてみてはいかがでしょうか。

また、ポルトガル出身マゼラン率いるスペイン遠征隊がフィリピンに上陸し、300年に及ぶスペイン統治時代が続いたことで、フィリピンの食文化には異国文化も交わっています。
例えば、細切りチーズや砂糖をトッピングした「Ensaymada(エンサイマダ)」は、統治時代に伝わってきた、スペイン・マヨルカ島生まれの甘塩っぱい菓子パン。現地スペインのエンサイマダは渦巻き式なのに対し、フィリピンでは、嗜好や風土に合わせて変化したのだとか。


旅の後半は、なにかと胃腸疲れが続き、ヘルシーな食事を求めがち。セブ島ならではの新鮮なトロピカルフルーツをたっぷりといただきながら、日本ではなかなかお目にかからないものを食べるだけでも幸せいっぱいです。


セブ島で食べられる、本格派タイ料理のグリーンカレー
主にフィリピン料理が中心ではあるセブ島ですが、本格派のタイ料理を提供するレストランも存在します。例えば、ビサヤ諸島で注目を集めるタイ発のホテルレストランでは、シグネチャーメニューのグリーンカレーを味わえます。

フレッシュなココナッツミルクに、さまざまな香ばしいハーブ、薫り高い唐辛子が交わり合い、鼻を抜ける香りさえも、もはやご馳走! さすが、タイの宮殿で何世紀にもわたり受け継がれてきたレシピで作られていると言われているだけあります。
セブ島旅行に同行した旅好きのメンバーたちも「こんなに美味しいグリーンカレーをこれまで食べたことがない」と、驚いてました。
このように、ホテルの系列によって思いがけず違う国の本場の味に出会えるのも旅の楽しみです。


シンプルに調理された魚介とともに、ビールで乾杯

海に囲まれたセブ島では、新鮮な魚介を使った魅力的なメニューもたくさんあります。
セブ島人気のアクティビティ”アイランドホッピング”では、カニやラプラプ(ハタ科の魚)などを使ったBBQランチを食べられて最高! 常夏の島で、仲間たちと一緒においしい料理を味わう時間は格別です。皆さまもセブ島で、すてきなグルメ旅をぜひ満喫してみてください。
