思わず息をのむ美しさ
クアラルンプール観光で訪れたい
人気モスク2選
古くから海の交通の要所として栄えたマラッカ海峡。かつて訪れたムスリム商人の影響でイスラム化が進んだマレーシアは、現在、宗教の自由を認めつつ、イスラム教を国教にしています。祈りの場であるモスクは、全土に6,500軒以上。人々の暮らしに深く根付いた無数のモスクのなかで、圧倒的な建築美と色彩で人気を誇るのが、クアラルンプール近郊に立つ2つのモスクです。
モスクはどんなところ?
モスクはイスラム教徒の礼拝の場です。また、地域のコミュニティの場としての役割もあり、結婚式や講習会、ラマダン明けの夕食会なども行われています。
マレーシアのモスクは、非イスラム教徒も訪れることができ、礼拝の時間でなければ、内部の見学も可能です。ただ服装には注意が必要で、女性は頭にスカーフを巻き、足元まで隠れるローブをまとわなければいけません。男性も、短パンの場合は、ローブをまとって中に入りましょう。観光客がよく訪れるモスクでは、入口でレンタルが可能です。
淡いピンク色で彩られたプトラ・モスク

クアラルンプール中心から車で約1時間、行政都市プトラジャヤにあるモスクです。外壁から内装までピンクを基調とした色づかいで、湖に映る姿はまるでおとぎの国の宮殿。ピンク色は塗装ではなく、天然の花こう岩の色で、上品でやわらかな印象です。



プトラジャヤは自然保護の考えにもとづき、全体面積の約40%を公園と湖が占めています。中央に湖があり、それを囲むように、首相官邸や国会議事堂など行政機関が建ち並んでいます。

ピンクモスク見学に加えて、プトラジャヤ湖を一周するクルーズもおすすめです。ピンクモスク近くに乗り場があり、船の上からピンクモスクや首相官邸などフォトジェニックな建物を見ることができます。
青と白のコントラストが美しいモスク

青いドーム、青いミナレットをもつ通称ブルーモスク。世界で4番目の規模を誇るマレーシア最大級のモスクで、礼拝堂は最大で約2万4,000人の収容が可能です。
青と白のジグザグ模様に彩られた4本のミナレットが、丸いドームを囲んでいます。ミナレットとは、礼拝の時間を呼びかけるアザーンが行われる尖塔のことで、ブルーモスクのミナレットは142メートルを超える高さがあります。



壮麗な建築美と背筋がスッと伸びるような静かな祈りの空気に包まれる場所。日常のあわただしさがふと消えるような特別な時間を体験できることでしょう。
1日で2つのモスクを効率よく巡るもよし、1ヵ所でゆっくりするのもよし。クアラルンプールからのアクセスも良好なので、初めてのマレーシア観光でも外せないスポットです。記事の写真だけでは伝えきれない圧倒的なスケール感と色彩をぜひみなさんの目で確かめてください。




