バリ島の絶景スポットといえば、ライステラス。稲作が盛んなバリ島中央部の山岳地帯には、山を切り拓いて造られた段々畑の棚田が広がっています。バリ島の稲作は三期作なので、青々とした美しいライステラスを眺められる機会が多いそう。

バリ島ステイの楽しみと言えば、非日常感満点のリゾートホテル！

国際空港からも近い西海岸の街、クタやスミニャックにはビーチリゾートが多数。レストランやブール、客室などのあらゆる場所からオーシャンビューを楽しめるのが魅力です。周辺は夜遅くまで賑わう繁華街なので、街なかで遊びたい人にもぴったりのロケーションです。

東海岸側のヌサ・ドゥアには、世界のラグジュアリーホテルが集中。一帯はリゾートエリアとして区画されているので、まるで別荘地のように静かに過ごすことができます。

また、モンキーフォレスト通りやハノマン通り、デヴィ・シタ通りは、ナチュラルコスメや伝統工芸雑貨のショップが集中するショッピングストリートで、買い物も楽しめます。

バリ・ヒンドゥー教文化が根付くバリ島には、島民の信仰を集める寺院が多数あります。その総本山である「ブサキ寺院」には、ヒンドゥー教の三大神を祀るお寺をはじめ、大小30もの寺院が集まっています。30それぞれの寺院が宗教行事を行うので、毎日と言っていいほどお祭りが行われています。ブサキ寺院へはウブドから車で１時間ほど。霊峰アグン山の麓にあります。ヒンドゥー寺院を訪問する際には男女ともに肌の露出が少ない服装を心がけましょう。寺院によってはサロン（腰巻）を付けることが必要な場合もあります。また、生理中の女性は寺院に入ることはできません。

海に囲まれた岩山の上に建てられた「タナ・ロット寺院」は、夕日の名所としても有名です。干潮時は岩山まで歩いて渡ることができますが、境内に入れるのはヒンドゥー教徒だけ。周辺の崖の上にレストランやカフェがあるので、水平線に沈む夕日と寺院の美景を楽しみましょう。日没からは、伝統舞踊の公演が行われるのでお見逃しなく！

バリ島は実は、本場インドに劣らないとも言われるヨガの聖地。特にウブドには自然のなかでレッスンを受けられる教室が数多くあります。動きやすい服装であれば、マットやタオルはレンタルが可能なので手ぶらでOK。初心者でも気軽に参加することができます。

また、リゾートホテルのウェルネスプログラムも人気。ビーチや森の中などのヒーリング空間でヨガを行うことで、身も心も整います。

バリ島のスパは、アロマオイルを使ってオールハンドで身体をほぐす、バリニーズマッサージが伝統。ほかにもスパイスを使った全身パックの「ボレ」、頭皮と髪をケアする「クリームバス」、米粉やターメリックのスクラブ「ルルール」など、独特のトリートメントが受けられます。オーシャンビューや森の中など、バリ島らしいロケーションでリラックスできるのも魅力です。

ダイナミックな自然が魅力のバリ島では、絶景を望むレストランが大人気。潮風が心地よいビーチ沿いや、インド洋を見下ろすクリフトップ、渓谷ビューなど、開放的なロケーションが醍醐味です。バリ料理以外のレストランも多彩なホテルダイニングも狙い目！

バリ島の伝統舞踊は、宮廷舞踊として発展した「レゴンダンス」や聖獣が登場する「バロンダンス」などがあります。

「レゴンダンス」は中世の王朝詩やヒンドゥー教の叙事詩などをモチーフにしたもので、きらびやかな衣装やメイク、木管楽器の美しい音楽が特徴です。「バロンダンス」は獅子舞のようなバリ島の聖獣バロンが登場し、魔女と闘うというストーリー仕立て。コミカルな動きが楽しい演目です。

バリ舞踊はウブドの「サレン・アグン宮殿」や「ウブド・ウォーター・パレス」などで上演。ホテルやレストランで行われることもあります。

雄大な自然を満喫できる人気のアクティビティが、ラフティング。熱帯植物が生い茂り、岩肌を削るように流れるアユン川で体験できます。事前にレクチャーがあるので、初心者でもOK。川の上流からスタートして、急流や滝など変化に富んだコースを下ります。もれなくびしょ濡れになるので、水着を着ていくのが正解。着替えも用意しておきましょう。

ウブドから車で約40分の「ティルタ・ウンプル寺院」は、境内から聖水が湧き出る水にまつわる寺院です。多くのヒンドゥー教徒が祈りを捧げに訪れるのですが、ここではヒンドゥー教徒でなくても沐浴を体験することができます。腰の高さほどまで聖水で満たされた沐浴場に入り、万病に効くと言われる聖水を浴びて身を清め、祈りを捧げるのが作法。着替えを持参して体験しましょう。

観光＆自然スポット以外にも、グルメやショッピングなど楽しみが尽きないバリ島。エリアごとに異なる魅力があるので、島内を移動しながら楽しむのがおすすめです。