タイの歴史を訪ねる‐2
古都スコータイの必訪スポット

バンコクから北へ約440km、タイ北部にあるスコータイは、1238年にタイ族による初めての独立王朝が開かれた古都です。仏教を国教とし、タイ文字が考案されるなど、現代タイの基礎が築かれた時代でもあります。スコータイ王朝の遺跡群は広大な歴史公園として整備されており、世界遺産に登録されています。遺跡は城壁内と城壁外に分かれ、トラムやレンタサイクルで巡ることができます。

ワット・マハタート

城壁内のほぼ中央にあり、約200m四方の境内をもつ王室寺院。先端が蓮のつぼみの形をした仏塔が有名ですが、これはスコータイ様式建築の特徴をよく表しています。境内には礼拝堂や坐像などが点在し、見ごたえがあります。

ワット・マハタート Wat Mahathat
Mueang Kao, Sukhothai

ワット・シー・サワイ

ワット・シー・サワイはヒンドゥー教の寺院として12~13世紀ごろに建立され、スコータイ王朝になって仏教寺院となりました。トウモロコシのような形をした仏塔はクメール様式で、ほかの遺跡に残る仏塔と見比べてみると異なることがよくわかります。

ワット・シー・サワイ Wat Sri Sawai
Mueang Kao, Sukhothai

ターパーデーン堂

クメール帝国時代の12世紀ごろに建設されたといわれるターバーデーン堂は、ヒンドゥー教の小さな祠です。スコータイ王朝時代の建造物はレンガを積み上げて造ったのに対し、こちらの祠はラテライトで造られているのが特徴です。

ターパーデーン堂 San Ta Pha Dean Shrine
Mueang Kao, Sukhothai

ラムカムヘン国立博物館

スコータイやその周辺で発掘された出土品や貴重な史料を保存・展示する博物館。タイ語で書かれた初めての石碑やスコータイ独特の遊行仏像は必見です。

ラムカムヘンは、スコータイ朝第3代目の王で、最盛期を築いた名君として知られています。

ラムカムヘン国立博物館 Ramkhamhaeng National Museum
Mueang Kao, Sukhothai

ワット・シー・チュム

ラムカムヘン王の時代に建立された寺院。スコータイ最大といわれる仏坐像が見どころで、屋根のない本堂に鎮座しています。高さ約15mもありながら、仰ぎ見る参拝者と視線が合うように造られています。

ワット・シー・チュム Wat Si Chum
Mueang Kao, Sukhothai

ワット・トラパン・トーン・ラン

城壁外の東側エリアに位置し、本堂と柱の根本部分だけが残る寺院跡です。本堂の壁にはスコータイ美術の最高傑作といわれたレリーフがありましたが、現在はそのほとんどが欠落してしまいました。レプリカが国立博物館に展示されているので、遺跡見学と合わせて訪ねてみるのもおすすめです。

ワット・トラパン・トーン・ラン Wat Trapang Thong Lang
Mueang Kao, Sukhothai

シーサッチャナーライ

スコータイから北へ約50kmに位置するシーサッチャナーライは、スコータイ王朝時代には副王が住んでいたといわれる場所です。スコータイに次ぐ第二の都市として栄え、現在も約200以上の遺跡が点在。歴史公園として整備され、クメール様式をはじめ、12~15世紀の遺跡を見学できます。

シーサッチャナーライ Si Satchanalai
Si Satchanalai, Sukhothai

カンペーンペッ

スコータイ、アユタヤ王朝時代に要塞都市として栄えたカンペーンペッは、スコータイから約65km南東に位置しています。当時の城壁の一部や遺跡が残っており、遺跡公園として整備され、スコータイ、シーサッチャナーライとともに世界遺産に登録されています。スコータイからの日帰り観光も可能です。

カンペーンペッ Kamphaeng Phet
Nong pling, Kamphaeng Phet
BACK TO TOP