ASEANへのやさしい旅50
ータイ編ー
ASEANへのやさしい旅 50 について
日本ASEAN友好協力50周年を記念して、 ASEANへのやさしい旅 50のアイデアをご提案します。政府観光局のご協力をもとに、東南アジアの「やさしい」コンテンツを、「知る・感じる」「遊ぶ」「泊まる」「食べる」「買う」などのカテゴリーに分けてまとめました。ASEANの魅力を新たな視点で発掘してください。
知る・感じる/下界の大自然を見守る黄金のブッダに出合う「ワット・タムスア」
マレー半島の中ほど、アンダマン海に面したタイ南部の秘境クラビは、自然との共存を第一に考えられたビーチリゾート。そんなクラビで最大規模を誇る仏教寺院として、また絶景スポットとして人気のタムスア寺。1970年代まで野生のトラが目撃されていたことから「タイガーケイブテンプル(虎の洞窟寺院)」とも呼ばれ、仏像とともにトラの像が敷地内のいたるところに、印象深く佇んでいます。
1237段の石段を登って山頂に到着すると、「ブッダの足跡」と呼ばれる史跡を見ることができ、最大の見どころは山頂に鎮座する黄金色のブッダ像と、雄大な自然を見渡せるクラビの絶景。感動必至の大パノラマが広がっています。
●やさしいポイント●
遊ぶ/あるがままの自然に心身を委ね、「クラビ」で極上の癒しと感動を
●やさしいポイント●
泊まる/荘厳な地形美と、豊かな森や海に抱かれる「ラヤバディ」
プラナン半島の海洋国立公園が広がる片隅に、緑豊かなジャングルと雄大なアンダマン海に包まれて佇む贅沢な隠れ家リゾート。ここはクラビ本土で別格の美しさを誇るライレイビーチとプラナンビーチを含む3つのビーチに囲まれ、至高の癒しとくつろぎ空間が旅人を出迎えます。
プラナンビーチといえば、「プリンセス・ケーブ」という神秘的な鍾乳洞も有名な場所。リゾートはそんな自然のサンクチュアリと優雅に調和し、客室はゆったりと過ごせるパヴィリオンタイプ。
自然の造形美に圧倒される洞窟レストラン「グロット」では絶品シーフードを頬張ったり、ロマンチックなサンセットに包まれるひとときも。非日常に浸りながら、贅沢なバカンスを堪能できます。
●やさしいポイント●
食べる/「ルアンマイ・クラビ」で、心も身体も喜ぶ南部タイ料理を堪能
本格的な南部タイ料理を楽しめる名店。クラビを訪れたらリピートしたくなるほど、料理の美味しさと雰囲気が評判のレストランです。
閑静な裏通り、緑生い茂るトロピカルガーデンに佇む茅葺き屋根の建物。木々に囲まれた店内は開放的で、昼間は南国のローカルな雰囲気に、夜はやわらかい灯りに包まれてゆったりと。料理は豊かな海の幸や地元食材、自家菜園で採れた有機野菜やハーブがふんだんに使われ、心も身体も喜ぶ食事を堪能できます。南部料理はタイ一の辛さも特徴ですが、ゲストの希望によってマイルドにアレンジしてくれるホスピタリティも、老舗人気店の理由です。
●やさしいポイント●
買う/土地ならではの伝統と魅力が詰まった、政府公認の特産品「オートップ」
OTOP(オートップ)は、その土地ならではの伝統や職人の技が光る特産品の中から、安心安全・高品質な名品をタイ政府が認定している一村一品運動です。
OTOPのステッカーが目印で観光客にも選びやすく、旅の思い出に、お土産にもオススメです。クラビの代表的なOTOPは、「ナムプリック・クンシアップ」というエビ味噌ベースに干しエビを入れたスパイシーなディップや、「タオソー(Taosor)」という南部ならではのローカルなお菓子が地元の人気商品。クラビタウンの外れにある「Jee Or(ジーオー)や「シークラビ」」といった地元のショップ、空港などで購入できます。