活気ある首都を歩く!
ジャカルタで外せないスポット8
インドネシアの政治・経済の中心地、ジャカルタ。高層ビルが立ち並び、進化し続ける都会的な一面がありながら、オランダ統治時代の建物が残る旧市街やローカルが集うマーケットなども。そんな多彩な表情をもつジャカルタで訪れたいおすすめスポットを紹介します。
モナス(独立記念塔)
インドネシアの独立を記念して建造された高さ130mを超える塔。ムルデカ広場の中央に聳え立つ白亜の塔は外装に大理石が使用され、最上部の炎のモニュメントは純金で覆われています。塔の上部は展望台になっており、街の眺めが抜群です。
イスティクラルモスク
10万人以上を収容できるという東南アジア最大規模を誇るモスクです。12本の円柱に支えられた直径45mのドーム型天井をもつ礼拝所は厳かな雰囲気。礼拝の時間を除けば、イスラム教徒以外もバルコニーから見学できます。なお、入場の際は肌の露出が少ない服装で、マナーに気を付けましょう。
国立博物館
インドネシアの歴史や文化に関する膨大なコレクションを収蔵する博物館。インドネシア全土から収集された陶磁器や彫像、工芸品などがテーマごとに展示されています。ジャワ原人に関するコーナーもあり、頭蓋骨のレプリカの展示も。正面玄関前の青銅製の象はタイのラーマ5世から寄贈されたものです。
タマン・イスマイル・マルズキ
通称TIMと呼ばれる広大な総合文化施設。ジャカルタ芸術大学やプラネタリウム、映画館、ギャラリーなどが敷地内に点在しています。伝統舞踊や音楽イベントなども上演されるジャカルタの芸術文化の中心的なスポットです。
スラバヤ通り(骨董街)
小さな店が約800mの通りにずらりと並ぶ骨董街。彫刻や陶器などインドネシア各地の工芸品のほか、日用雑貨やアクセサリーなど、あらゆる物であふれていて、見て歩くだけでも楽しめます。
コタ地区
ジャカルタが「バタビア」と呼ばれていたオランダ統治時代に政治・経済の中心地だったのがコタ地区です。観光の起点となるファタヒラ広場の周辺には、現在もオランダ統治時代の18世紀ごろに建造された建物が残り、博物館やカフェなどにリノベーションされています。少し足を延ばせば、当時造られた運河や跳ね橋なども見学できます。
カフェ・バタビア
コタ地区の歴史を感じられるカフェ。オランダ統治時代の1805年に建造された2階建ての建物を利用しています。特に2階は天井が高く、全面に西洋風の窓が組み込まれ、陽光が降り注ぎ明るい空間。ファタヒラ広場やオランダ統治時代の建物を眺められる窓側席がおすすめです。
グランド・インドネシア
ジャカルタの中心部にある巨大ショッピングセンター。インターナショナルブランドのほか、有名バティックブランドやローカルデザイナーのショップなどもあります。またグルメスポットも充実しており、インドネシア料理はもちろん、日本食のレストランも。フードコートもあるので観光の合間に手軽に食事を済ませたいときにも便利です。